冷蔵庫の適切な容量を算出する際、家電業界で長年使われてきた基本計算式があります。
「70L × 家族人数 + 常備品分(約100L) + 予備スペース(約70L)」
この計算式に3人を当てはめると、最低限必要な容量の目安は約380Lと算出されます。しかし、この計算式は日常的に買い出しへ行ける環境を前提としたミニマムな数値です。実際の生活満足度を考慮した場合、暮らしのスタイルに応じた容量選びが不可欠となります。
外食中心で自宅では簡単な調理しかしない世帯であれば350L〜380Lでも収まりますが、週に1〜2回のまとめ買いをする家庭や、子どものお弁当作り・作り置きを習慣にしている家庭では、300L台だと容量不足に陥りがちです。食材の鮮度を保ち、鍋や作り置き容器を余裕を持って収納するには、400L〜450Lクラスが実用的な標準サイズといえます。さらに、ふるさと納税の返礼品やコストコなどの大容量パックを頻繁に利用する家庭なら、ワンサイズ上の450L〜500Lクラスを選んでおくことで、庫内の圧迫感から完全に解放されます。