名門出身の芸能人にありがちな偏見として「実家のコネで主演を射止めたのではないか」という憶測が生まれがちですが、イ・ミンジョンのキャリアはこの誤解を真っ向から覆します。
彼女は成均館大学校で演劇を本格的に学んだ後、20代前半はテレビドラマの華やかな世界ではなく、小劇場の舞台や自主制作映画(インディーズ)で地道な下積み生活を送りました。大手事務所の後ろ盾や家族の威光に頼ることなく、数百回に及ぶオーディションを受け続けた歴史があります。
ブレイクのきっかけとなった2009年の大ヒットドラマ『花より男子〜Boys Over Flowers』のハ・ジェギョン役も、自らの実力でオーディションを勝ち取ったものです。名家出身という出自は彼女にとって「誇るべきルーツ」ではあっても、キャリアの踏み台として利用するものではありませんでした。