2026年のエンタメ業界を見渡すと、緑をイメージカラーに据えたキャラクターたちの躍進が目立つ。ストリーミングプラットフォームの全世界視聴ランキングでは、緑髪の主人公が活躍する新作アニメが連日上位を独占。ゲーム市場でも、緑をモチーフにしたキャラクターのゲーム内スキンやコラボグッズの売上が前年比で大幅な増加を見せている。
ヒットチャートの背後にあるのは、グローバルな「癒やし消費」の潮流だ。かつてのヒーロー像は、圧倒的な力で悪を叩きのめす強烈な赤や金色のイメージが主流だった。しかし、複雑化する社会情勢やSNSのバズ疲れが日常化した今、視聴者が求めているのは寄り添い型のアイコンである。主張しすぎないのに芯が強い。そんな絶妙なポジションを、緑色のキャラクターが見事に射止めている。