Usp大学の難易度と世界ランキングは?名門サンパウロ大の真実

Usp大学の難易度と世界ランキングは?名門サンパウロ大の真実

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留学や進学を検討する日本人にとって最大の衝撃となるのが、「学費が完全無料」という事実です。サンパウロ大学はサンパウロ州立の公立大学であるため、ブラジル連邦憲法および州法に基づき、国籍を問わず学部生・大学院生の授業料は徴収されません。

欧米の名門大学(アメリカのアイビーリーグやイギリスのオックスブリッジなど)では年間数百万円から1,000万円前後の学費がかかるケースが一般的ですが、USP大学であれば実質的な学費負担ゼロで世界トップ100レベルの教育を受けることが可能です。さらに、低所得者層や優秀な大学院生向けには月額の手当やキャンパス内食堂の無料利用パスといった生活支援奨学金制度も整備されています。

しかし、学費無料という破格のメリットの裏には、世界有数の過酷な入試関門が存在します。学部入学を目指す場合、財団が主導する統一入試「FUVEST」を突破しなければなりません。

FUVESTは第1次試験(マークシート式の基礎学力試験)と第2次試験(記述式の専門・論述試験およびポルトガル語小論文)の2段階で実施され、現地メディアでも連日特集が組まれるほどの社会的イベントです。試験問題は高度なポルトガル語の読解力はもちろん、ブラジル文学の古典作品に関する深い評論、高度な数学・物理・世界史の総合的思考力が問われます。現地の日系コミュニティや留学生の手記でも「過去問を解き尽くした現地の秀才たちが何年も浪人して挑む試験であり、語学力だけでなくネイティブレベルの文化的素養が必須」と語られています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。