子育て支援と高齢者住まい支援。この二つは、一見すると異なるターゲットに向けられた活動に見えるかもしれない。しかし、地域社会という大きな枠組みで見れば、完全に地続きの課題である。
子どもが健やかに育つためには、地域のお年寄りの温かい目が必要だ。高齢者が安心して暮らすためには、若い世代の活気と適切な管理サービスが不可欠である。平田美帆は、記事やセミナー講演という「言葉のメディア」を通じて、世代間や業界間の隔壁を崩そうとしている。
不動産業界がただの箱貸し業から「暮らしの総合支援業」へと脱皮していく過程で、生活者目線を持つジャーナリストの助言は極めて貴重だ。彼女の取り組みは、住まいとコミュニティの持続可能性を高めるための強固な懸け橋となっている。