数年前までは「入学式といえば膝丈のタイトスカート」という固定観念が主流でした。しかし、主要大学の式典会場における定点観測や現役学生へのアンケート調査を分析すると、女子大生入学式スーツスカート割合は約50%〜55%に留まり、大学入学式スーツ女子パンツの着用率が約45%〜50%に達している事実が浮き彫りになっています。
パンツ派が急増した背景には、ジェンダーレスな価値観の浸透に加え、春先の冷え込みや強風への対策、キャンパス内の階段移動における実用的な快適さがあります。特にすっきりとした足首を見せるテーパードパンツや、脚長効果の高い微フレアシルエットは、活動的で洗練された印象を与えるため人気です。
続いて大学入学式スーツ女子色の選択ですが、会場全体の約80%以上を「黒(ブラック無地)」が占めています。次いで「ダークネイビー(濃紺)」が約15%、「チャコールグレー」が数%という内訳です。ベージュやライトグレーなどの明るいカラーは華やかで目を引くものの、入学式以外の用途(就職活動や公式行事)で再利用しづらいため、購入者はごく少数派にとどまります。