「ワイトもそう思います」の直接的な元ネタは、コナミが刊行した公式設定本『遊戯王OCG マスターガイド』シリーズです。
そもそも「ワイト」とは、1999年の遊戯王初期に登場したレベル1の通常モンスター。攻撃力300、守備力200という圧倒的な低ステータスで、フレーバーテキストには「どこにでもいるガイコツのお化け。攻撃は弱いが集団で現れるとやっかい。」と記されていました。長らく「最弱カード」の代名詞としてプレイヤーから愛あるイジりを受けていた存在です。
転機となったのは、後年になって登場した関連カード《ワイト夫人》や《ワイトキング》などの設定を解説する公式書籍『マスターガイド』内のコラムでした。カードの背景ストーリーや相関関係をコミカルに紹介する解説文の末尾に、突如として「ワイトもそう思います。」という一言が添えられていたのです。
公式が初期の雑魚モンスターを自虐的かつ愛嬌たっぷりに扱ったこのフレーズは、ファンの間で瞬く間に話題となり、「公式公認のキラーフレーズ」としてネット上に拡散されていきました。