企業の歩みは1985年、兵庫県加古川市にオープンした小さな焼き鳥店「トリドール三番館」から始まった。その後、セルフスタイルのうどん店構想が実を結び、2000年に加古川市で「丸亀製麺」の1号店が産声を上げた。ここが事実上の発祥の地であり、ファンにとっての真の聖地と言える。
やがてチェーンが全国規模へと急成長し、2012年に満を持して香川県丸亀市へ進出した。当時、ネットの反応はまさに騒然となった。「ついに本場へ殴り込みか」「地元の個人店に対抗できるのか」といった冷ややかな見方から応援の声まで、掲示板やSNSで熱い議論が巻き起こった。讃岐うどんという強い地域アイデンティティが生んだ波紋だった。