邦画実写アクションの歴史を塗り替えた映画『るろうに剣心』。その熱量と完全にシンクロし、映画のエンディングで観客の感情を一気に爆発させたのがるろうに剣心 主題歌 ONE OK ROCKの「The Beginning」でした。2013年発売の傑作アルバム『人生×僕=』の先行シングルとしてリリースされた本作は、バンドにとっても名実ともに最大のブレイクスルーを果たした1曲です。
それまでの邦画におけるタイアップといえば、物語の余韻を静かに楽しむバラードやポップスが主流でした。しかし、大友啓史監督と製作陣が求めたのは、幕末の動乱を生き抜いた緋村剣心の激情と孤独を現代の疾走感で描き出すエッジの効いたロック。ONE OK ROCKが提示した規格外の重厚サウンドは、日本国内にとどまらず海外の映画ファンや音楽リスナーにも強烈な衝撃を与えました。