チームの心臓部となる司令塔のポジションでは、オーストラリア代表としても輝かしい実績を持つバーナード・フォーリーが依然として絶大な存在感を放つ。彼の正確無比なキックと土壇場での冷静なゲームメイクは、チームの勝利に不可欠な軸だ。一方で、司令塔争いには若手の成長株である岸岡智樹も果敢に挑んでおり、プレーメイクのバリエーションはかつてないほど豊かになっている。岸岡の広い視野とアグレッシブな展開力は、攻撃のテンポを一気に加速させる爆発力を秘めている。
さらに、FW陣の精神的支柱であり、接点での凄まじいワークレートを誇るピーター・ラブスカフニの貢献も見逃せない。泥臭いプレーを愚直にやりきる姿勢は、チーム全体に強い闘志を注入する。ベテラン勢が示すプロフェッショナリズムと、新戦力や若手のエネルギーが融合することで、スピアーズの接点(ブレイクダウン)における支配力は一段上のレベルへと引き上げられている。