日本国内におけるワニ事故の危険性や野生の生息状況について懸念する声もありますが、日本の気候下で野生化したワニが自然繁殖・定着している事例は確認されていません。冬期の低水温を乗り切ることができないためです。
ただし、過去には動物園や個人愛好家が飼育していた個体の脱走事件、あるいは特定外来生物法の規制をすり抜けた違法遺棄個体の目撃騒動が報じられたことがあります。本州や九州の一般的な河川で野生ワニに襲われる確率は天文学的に低いものの、人工管理下からの逸脱トラブルに対する監視体制は常に求められています。