四皇の座からビッグ・マム(シャーロット・リンリン)が陥落したことで、女性キャラクターたちの力関係は未曾有の再編を迎えました。最終章における熾烈なパワーバランスを紐解くと、もはや「女性枠」という括り自体を過去のものにするほどの能力インフレが確認できます。
その筆頭が、四皇カイドウの血を引き、百獣海賊団を相手に孤軍奮闘したヤマトです。幻獣種「イヌイヌの実 モデル大口真神」の神話的耐久力に加え、作中でも一握りの強者しか扱えない「覇王色の覇気の纏い」を自在に操る実力は、海軍大将とも正面から渡り合える規格外の領域に達しています。現在もワノ国の守護神として君臨する彼女の戦闘力は、現役女性キャラクターの中で実質的な頂点に位置付けられています。
一方、海賊旗を掲げる正規ヒロインたちも驚異的な進化を遂げました。麦わらの一味の頭脳であるニコ・ロビン懸賞金推移を振り返ると、オハラ壊滅時の7900万ベリーから、ドレスローザ後の1億3000万ベリー、そして飛び六胞ブラックマリアを「悪魔咲き(デモニオフルール)」で粉砕したことで一気に9億3000万ベリーへと跳ね上がりました。これは単なる武力評価だけでなく、世界で唯一「歴史の本文(ポーネグリフ)」を解読できるという世界政府への壊滅的脅威度が上乗せされた数値です。
さらに見逃せないのがボア・ハンコック最新動向です。王下七武海制度の撤廃に伴い、元懸賞金8000万ベリーから突如として16億5900万ベリーへと大暴騰した彼女は、黒ひげ海賊団と海軍本部によるアマゾン・リリー同時侵略という絶望的状況下でも、黒ひげ幹部たちを瞬時に石化させ手玉に取りました。黒ひげ自身に「隙を見せれば一瞬で全滅させられる」と戦慄せしめたメロメロの実の即死級凶悪性と、研ぎ澄まされた武王の覇気は、世界最強格の女傑としての威厳を決定づけています。