尾道の深夜古本屋「弐拾Db」の魅力とリアルな評判を徹底解剖

尾道の深夜古本屋「弐拾Db」の魅力とリアルな評判を徹底解剖

尾道の深夜古本屋「弐拾Db」の魅力とリアルな評判を徹底解剖にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

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尾道駅から東へ約1.5km、かつて花街として栄えた風情を残す久保・新開(しんがい)地区。昼間は静まり返る入り組んだ路地の一角に、尾道 古本屋 20デシベル(弐拾dB)はひっそりと佇んでいます。

一般的な書店が店を閉める夜遅く、時には日付が変わる前後から営業が始まるという特異なスタイルは、夜の尾道に漂う詩情と完璧に調和しています。店主の藤井基二氏が2010年代半ばに立ち上げたこの空間は、単に夜遅くまで開いている本屋という枠組みを超え、「夜にしか開かない思考の避難所」として独自の存在感を確立してきました。

看板に掲げられた「弐拾dB」という数字は、音の大きさを表す単位です。環境省の騒音基準などでも示される通り、20デシベルは「木の葉の触れ合う音」「置時計の秒針の音」「ささやき声」に相当する極めて微小な音を指します。日常の過剰な情報や喧騒から切り離され、自分の内面と本の言葉だけに対峙できる環境がここに用意されています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。