現在のゴルフ界において、ジャンボ尾崎の存在感はトーナメントでのプレー以上に「後進の育成」という形で強烈に示されています。千葉県にある自宅敷地内のプライベート練習場を拠点とする「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー(NPO法人 JUMBOスポーツ・ソリューション)」からは、国内外で活躍するトッププレイヤーが続々と巣立っています。
とりわけ女子プロゴルフ界における門下生の活躍は目覚ましく、国内メジャーを制覇し米ツアーでも活躍する原英莉花をはじめ、全米女子オープン覇者の笹生優花、米ツアーで初優勝を飾った西郷真央、国内ツアーで抜群の安定感を誇る佐久間朱莉など、現代の女子ゴルフ界を牽引するトップスターたちが「ジャンボの教え」を胸に戦っています。
かつて飯合肇、羽川豊、金子柱憲、東聡らが所属した「ジャンボ軍団」の精神は、現代のアカデミー生たちにも受け継がれています。ジャンボの指導理念は、単なるスイングフォームの矯正にとどまらず、プロフェッショナルとして戦い抜くための強靭な下半身強化、道具(クラブ)への徹底的なこだわり、そして何よりも「攻めの姿勢を崩さない強いメンタル」の涵養にあります。
70代後半となった現在も、ジャンボは自ら練習場に立ち、若手選手の打球音と球筋に鋭い眼光を光らせて的確なアドバイスを送り続けています。ツアー会場に足を運ばずとも、弟子たちが手にするトロフィーの数々が、師匠であるジャンボ尾崎の偉大さを今なお証明し続けています。