委託社員とは?正社員との違いや偽装請負の罠・デメリットを徹底解説

委託社員とは?正社員との違いや偽装請負の罠・デメリットを徹底解説

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委託社員と他の雇用形態との境界線は、「指揮命令権の有無」「労働基準法の適用」「社会保険の加入義務」の3点に集約される。特に混同されやすい派遣社員や契約社員との違いを含め、主要な法的・待遇的要素を以下の比較表に整理した。

項目委託社員(業務委託)正社員・契約社員派遣社員契約の法的性質業務委託契約(請負・準委任)雇用契約(直接雇用)雇用契約(派遣元との間)指揮命令権発注企業に一切なし(対等関係)雇用主(会社)にある派遣先企業にある労働基準法の適用適用外(対象外)全面適用全面適用有給休暇・残業代なし(概念自体が存在しない)あり(法定通り支給)あり(派遣元から支給)社会保険・福利厚生自己加入(国民健康保険・国民年金)会社加入(労使折半で半額負担)派遣元で加入(労使折半)税金と納税手続確定申告が必須(事業所得)年末調整(給与所得控除あり)年末調整(給与所得控除あり)

派遣社員は「派遣会社と雇用契約を結び、派遣先から指示を受ける」形態だが、委託社員はどの会社とも雇用関係を結ばない。企業側から「何時から何時までオフィスにいなさい」「この手順通りに作業を進めなさい」と指示命令を受けること自体、法律上許されていない点が最大の相違点だ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。