偽物が10万超え?ブート服が古着市場で熱狂される理由と違法性

偽物が10万超え?ブート服が古着市場で熱狂される理由と違法性

偽物が10万超え?ブート服が古着市場で熱狂される理由と違法性についての真相をご紹介します。

古着やストリートファッションの文脈で頻繁に耳にするブート服の意味は、ブランドやアーティストの許諾を得ずに第三者が自主制作・販売した「非公式(ブートレグ)アイテム」を指します。語源は禁酒法時代のアメリカでブーツのすねに酒瓶を隠して密輸した「bootleg」に由来し、アンダーグラウンドで流通する非公式レコードやカセットテープからアパレルへと派生しました。

混同されやすい「ブートレグと偽物の違い」を整理すると、その制作意図とスタンスに明確な境界線が存在します。

一般的なコピー品・偽物は、公式タグやディテールを精巧に真似て「本物と誤認させて騙し売る」ことを目的に作られます。対してブートレグは、非公式であることを隠さず、公式にはない過激なグラフィックや独自のコラージュを施した自主制作の側面を持ちます。また、ユーモアや風刺を交えて元のデザインを茶化す「パロディ服」とも異なり、元ネタに対する歪んだリスペクトやアンチテーゼが色濃く反映されている点が特徴です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。