では、現場で投げかけられた際、どのようなフレーズで返すのが最もエレガントなのでしょうか。シチュエーションに応じた具体的な回答パターンを整理しておけば、どのような現場でも迷わず口から言葉が出てくるようになります。
最も万能かつネイティブが日常的に用いるのが、「I'd like ..., please.」という形式です。「I would like」の短縮形である「I'd like」は、過剰にかしこまりすぎず、それでいて大人の節度と敬意を完璧に保ちます。さらに語尾に「please」を添えるだけで、どのような高級店でも通用する洗練された英語へと昇華します。
【シーン1:国際線の機内食サービス】
フライト中の機内食配膳時、客室乗務員から「What would you like to eat?」あるいは単に「Beef or chicken?」と尋ねられます。この場合の正解は以下の通りです。
- 洗練された返し:「I'd like the chicken, please.(チキンをお願いします)」
- より柔らかい依頼:「Could I have the chicken, please?」
- 避けるべきNG例:「I want chicken.」または単語のみの「Chicken!」
【シーン2:カフェやバーでのドリンク注文】
バリスタやバーテンダーから「What would you like to drink?」と問いかけられた際、スムーズな会話を成立させるテクニックです。
- 王道の返し:「I'd like an iced latte, please.(アイスラテをお願いします)」
- 注文を決めた瞬間のニュアンス:「I'll have an iced latte, please.」
- メニューを指差す場合:「I'd like this one, please.」
特に「I'll have ...」は、「よし、これにしよう」と自分の意思をその場で決定した際の自然な言い回しとして、レストランやカフェで非常によく使われます。丁寧度としては「I'd like」と同等にスマートですので、バリエーションとして持っておくと重宝します。