では、どの段階で手術を検討すべきなのでしょうか。専門医は以下の3つのサインを挙げています。第一に、マクロライド系抗生物質などの長期服用を3ヶ月以上続けても症状が改善しない場合。第二に、CT検査で副鼻腔の換気路が物理的に完全に閉塞している(ポリープの増殖など)と確認された場合。そして第三に、嗅覚障害が固定化しつつある場合です。
「薬で様子を見ましょう」という言葉を信じてダラダラと治療を長引かせることは、粘膜の線維化を進め、かえって治癒を難しくすることがあります。早期の決断こそが、早期の回復への近道です。