世界遺産としての知名度が高まるにつれ、観光公害の問題が浮上してきた。特に大型クルーズ船の寄港やSNSでの拡散により、一時期はキャパシティを超える観光客が押し寄せた。これに対し、今帰仁村は2026年から本格的な入場制限と予約システムの導入に踏み切った。混雑を緩和し、遺跡へのダメージを最小限に抑えるための決断だ。
量から質へ。このシフトは功を奏している。静寂を取り戻した城内では、風の音や鳥のさえずりが心地よく響く。訪れた旅行者からは、「ゆっくりと歴史に向き合えるようになった」と歓迎の声が上がっている。