音楽理論を学び始めた人が最もつまずきやすいのが、「シャープ(♯)やフラット(♭)が付いたときの英語の呼び方」です。
日本語では「嬰(えい)ハ」「変(へん)ロ」といった雅やかな呼び方をしますが、英語ではシンプルに「C sharp(シー・シャープ)」「B flat(ビー・フラット)」と呼びます。ドイツ語では「Cis(ツィス)」「B(ベー)/ As(アス)」のように語尾が変化するため、国際的なセッションやポップスの現場では、圧倒的に英語表記が最も明快でエラーの少ない共通言語として機能しています。
【プロの結論】英語音名を習得すべき人と日本語・固定ドで十分な人の判断基準
すべての人が無理に英語音名へ完全に切り替える必要はありません。自身の音楽活動の目的やスタンスに合わせて最適なアプローチを選択することが賢明です。
- 英語音名(CDEFGAB)の習得が必須な人:
- ギター、ベース、ウクレレなどコード演奏を主体とする楽器の奏者
- DTM(パソコンでの楽曲制作)やボーカロイド、シンセサイザーを扱う人
- ジャズ、ポップス、バンドでのセッションや作編曲を目指す人
- 従来のドレミ(固定ド)のままで問題ない人:
- クラシックピアノの独奏曲を楽譜通りに演奏して楽しむ人
- 合唱や声楽で楽譜の音程を正確になぞることを最優先とする人
- 日常的なカラオケや趣味の範囲で歌を楽しむ人