20世紀に入ると、仏教の宗教的領域から離れ、純粋な数学的知的好奇心から新たな巨大数が考案されました。その代表格がグーゴルとグーゴルプレックスです。
1920年、アメリカの数学者エドワード・カスナーが甥に「とてつもなく大きな数の名前」を尋ねたことから誕生した「グーゴル(Googol)」は、10の100乗(1の後に0が100個)を指します。検索大手「Google」の社名の由来となったことでも有名です。
そして、その上を行くのが「グーゴルプレックス(Googolplex)」で、値は10のグーゴル乗(10の10の100乗乗)です。物理学において「観測可能な宇宙に存在する全素粒子の数」は約10の80乗個と推計されていますが、グーゴルプレックスは宇宙にあるすべての原子をインクに変えて紙に0を書き連ねても、書き切ることすら物理的に不可能な桁数を誇ります。