訪日外国人が過去最高を更新し続ける2026年、日本の温水洗浄便座や多機能トイレは文化的な体験としても注目の的だ。しかし、使い方に関する文化の違いが思わぬトラブルを引き起こす事例も後を絶たない。
ピクトグラム(絵文字)の国際標準化が進む一方で、紙を流す習慣のない国からの旅行者がゴミ箱に使用済み用紙を放置したり、足踏み式スイッチの存在に気づかなかったりする事態が頻発。観光庁は主要ターミナル駅のパブリック空間において、多言語によるAR(拡張現実)ガイドの導入を開始した。スマホをかざすだけで自国語の取扱説明が空間上に浮き上がる仕組みだが、現場での普及にはまだ課題が残る。