キム・テヒョンの恋愛史において、世界規模のセンセーションを巻き起こしたのがBLACKPINKのジェニとの熱愛報道でした。事の発端は2026年5月、韓国・済州島(チェジュ島)で2人が車内に同乗しているとされる写真がSNS上に拡散したことでした。当初は「合成写真ではないか」との否定的な見方も根強くありましたが、その後、何者かによるハッキング被害とみられる控室でのツーショット写真や自宅前での密着ショットが相次いで流出し、疑惑は一気に信憑性を帯びることになります。
決定的となったのは、2026年5月にフランス・パリのセーヌ川沿いで撮影されたデート動画です。現地ジャーナリストのアマル・タウアリット氏が撮影した約1分間の映像には、帽子を深くかぶりながら手をつないで夜の街を穏やかに散歩する2人の姿が鮮明に収められていました。背後には双方のマネジメントスタッフが一定の距離を保ちながら同行しており、単なるプライベートの盗撮を超えたリアリティを持って世界中のタイムラインを駆け巡りました。
この騒動における最大の焦点は、双方の所属事務所のスタンスでした。HYBE(BIGHIT MUSIC)およびYG ENTERTAINMENTは、一連の報道に対して終始一貫して「アーティストの私生活に関しては確認が難しい」というコメントを維持しました。韓国芸能界において、事実無根の噂には即座に「法的措置を含む強硬対応」を発表するのが通例である中、この曖昧な回答はメディア界において「事実上の黙認」「暗黙の肯定」として受け止められました。
しかし、このビッグカップルにも終止符が打たれます。テヒョンが陸軍へ入隊する直前の2026年12月初旬、韓国メディア『JTBCニュース』が「2人は最近、恋人関係を整理した」と単独で破局を報道。双方の事務所はこの件に関しても沈黙を守りましたが、入隊に伴う長期の空白期間や互いのグローバルな多忙さが要因となり、自然と元の同僚関係へと戻ったというのが業界内の一致した見立てです。