Q1:喜多川歌麿の絵はどこで見ることができますか?
A1:国内では東京国立博物館や太田記念美術館(東京・原宿)、岡田美術館(神奈川・箱根)などが質の高い歌麿コレクションを所蔵しています。また、海外ではボストン美術館や大英博物館、ギメ東洋美術館にも世界屈指の名品が収蔵されており、特別展などで定期的に公開されています。
Q2:喜多川歌麿と東洲斎写楽はどのような関係ですか?
A2:2人は直接の師弟関係ではありませんが、ともに版元・蔦屋重三郎に見出されて世に出たレーベルメイトです。歌麿が美人大首絵で大ヒットを飛ばしていた寛政6年(1794年)、蔦重はその大首絵のノウハウを応用する形で写楽の「役者大首絵」を大々的に売り出しました。互いに刺激を与え合ったライバル関係ともいえます。
Q3:歌麿の代表作『深川の雪』が長年行方不明だったというのは本当ですか?
A3:事実です。歌麿が晩年に描いた最高傑作とされる肉筆大作「雪月花」三部作の一つ『深川の雪』は、1948年に一度公開された後、約66年間にわたり所在不明となっていました。2012年に奇跡的に再発見され、現在は箱根の岡田美術館に所蔵されています。