喜多川美佳は、1948年11月10日生まれ(※当時の所属資料等による)。昭和40年代から50年代にかけての日本のエンターテインメント界を支えた女優のひとりです。
芸能界入りを果たした彼女は、スラリとした抜群のスタイルと整った目鼻立ち、どこかミステリアスな陰影を帯びた美貌で早くから注目を集めました。大映や東映をはじめとする映画各社の黄金期末期からテレビドラマ全盛期への過渡期において、アクション、サスペンス、ホームドラマと幅広いジャンルに起用され、着実にキャリアを積み重ねていきました。
当時の映画界はプログラムピクチャーが活発に製作されていた時代であり、彼女はその中で「ただ綺麗なだけではない、芯の強い女性像」を確立。清楚な役どころはもちろん、情念を秘めた大人の女性や影のある役柄を演じさせたら右に出る者はいないと評される実力派へと成長していきました。