膝手術後に曲がらない原因とは?拘縮を防ぐリハビリと再手術の基準

膝手術後に曲がらない原因とは?拘縮を防ぐリハビリと再手術の基準

膝手術後に曲がらない原因とは?拘縮を防ぐリハビリと再手術の基準の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

膝の手術といっても、人工関節、靱帯再建、半月板修復では曲がらない原因と進行プロセスが異なります。それぞれの術式における特徴と、臨床現場で用いられる人工膝関節の屈曲角度の目安および各術式の目標値を下表にまとめました。

術式可動域制限の主な原因屈曲・伸展の目標値(術後3ヶ月)現場のリハビリ留意点人工膝関節置換術(TKA/UKA)広範囲の骨切り・軟部組織侵襲による線維化、膝蓋骨周囲の癒着屈曲 110度〜120度以上
伸展 0度(完全伸展)術前の可動域が大きく影響。階段昇降には115度以上の獲得が必須。前十字靭帯再建術(ACL)サイクロプス病変(顆間窩の線維性組織増殖)、大腿四頭筋の筋スパズム屈曲 130度以上
伸展 完全伸展(伸展制限の回避が最優先)前十字靭帯再建術では屈曲制限以上に伸展制限(膝がまっすぐ伸びない)の予防が重要。半月板切除・縫合術後角部縫合部のインピンジメント、関節包後方の緊張屈曲 125度〜135度以上
(縫合術は初期可動域制限あり)半月板手術後に膝が曲がらない場合、縫合部の保護プロトコル遵守と膝窩筋の拘縮解除を並行。
清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。