「下北沢=おしゃれだが観光地価格で割高」というイメージを持つ人は少なくありません。しかし、現地で長年バイヤーや常連客の動向を追うと、驚くほど手頃な価格帯で上質なレギュラー古着やインポート品を供給し続ける「価格破壊系の名店」が確実に存在します。
とにかく安さを最優先したい読者がまず押さえるべきは、南口商店街周辺に位置する「STICK OUT(スティックアウト)」です。全品800円前後(税込均一価格帯)という圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、Tシャツ、スウェット、ボトムスまで毎日大量の商品が投入されます。コンディションの選別は自らの目で行う必要がありますが、宝探し感覚でディグ(発掘)する醍醐味を最も手軽に味わえるスポットです。
また、幅広いアメカジ古着を安定した低価格で揃える「MICMO(ミクモ)」グループは、下北沢エリア内に複数店舗を展開しています。各店で「メンズ中心」「レディース強化」「インポートセレクト」など微妙にコンセプトを変えており、2,000円〜4,000円前後の価格帯で状態の良いネルシャツやトラックジャケットが手に入ります。
さらに、老舗の「DESERT SNOW(デザートスノー)」が展開する下北沢各店舗の店頭ワゴンやセールラックも見逃せません。ヴィンテージの目利きに定評がある同店ですが、レギュラーアイテムの回転率を重視したセール品には、有名ブランドのグッドレギュラーが2,000円台で混ざっているケースが日常茶飯事です。安さを狙うなら、大通り沿いだけでなく、ビルの半地下や2階に位置する空中階の店舗にこそプロ御用達の穴場が眠っています。