下肢静脈瘤治療、保険適用の日帰り手術で費用はいくら?2026年最新版

下肢静脈瘤治療、保険適用の日帰り手術で費用はいくら?2026年最新版

下肢静脈瘤治療、保険適用の日帰り手術で費用はいくら?2026年最新版についての真相をお届けします。

日本国内において現在主流となっているのは、レーザーや高周波を用いる「血管内焼灼術」と、医療用接着剤を用いる「血管内塞栓術(グルー治療)」の2つです。どちらも針穴程度の切開でカテーテルを挿入するため、縫合や抜糸が不要で、手術当日に歩いて帰宅できます。しかし、それぞれの術式には明確な長所と留意点が存在します。

血管内焼灼術(レーザー・高周波)は、最も臨床データが豊富で世界的なガイドラインでも推奨される確実な手法です。血管の周囲に局所麻酔液(TLA麻酔)を注入し、熱によって血管を内側から収縮・閉塞させます。術後は血管が徐々に体内に吸収され、数か月から半年で消滅します。デメリットとしては、麻酔液を注入する際のチクチクとした注射の回数がやや多い点や、ごく稀に熱刺激による神経痛や皮下出血が一時的に残る点が挙げられます。

一方、近年普及が加速している血管内塞栓術(グルー治療)は、熱を使用しないため広範囲のTLA麻酔が不要であり、針を刺す回数が1〜2回程度で済むという身体的メリットがあります。さらに、術後に弾性ストッキングを数週間履き続ける必要がないため、夏場の治療や高齢者でストッキングの着脱が難しい方に適しています。ただし、接着剤成分に対するアレルギー反応(発赤や腫れ)が数パーセントの確率で生じるデメリットや、極端に太い血管には適応できないケースがあるため、血管の太さや走行をエコーで精査した上での判断が不可欠です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。