この需要の波を捉え、家具・インテリア産業のトップランナーたちも次々と新基軸を打ち出している。手頃な価格帯と実用性で圧倒的なシェアを誇るニトリは、幅130〜150cm前後のコンパクト設計でありながら、座面下の収納ギミックを備えたモデルを強化。都市部の一人暮らし層が直面する「収納不足」と「くつろぎ」のジレンマを見事に解消してみせた。
一方、デザイン感度の高い若年層から絶大な支持を集めるLOWYA(ロウヤ)は、ニュアンスカラーやファブリックの質感に徹底的にこだわった製品群を展開している。グレージュやアイボリーを中心とした絶妙なトーンは、日本の狭い部屋にありがちな白い壁紙と自然に溶け込み、大型家具特有の存在感を驚くほど軽やかに中和する。