2026年の現在もなお、五色台をめぐる恐怖の目撃証言は絶えることがない。特に怪異の集中地帯として名高いのが、旧道に位置する古びたトンネル群と、山中に取り残された複数の廃ホテルや休業施設である。現地で敢行した最新調査では、深夜にトンネル内部へと侵入したドライバーから「バックミラーに濡れた服を着た人物が映り込んだ」「エンジンの回転数が突然落ち、車内全体が異常な冷気に包まれた」といった切実な証言が寄せられた。
さらに、廃墟周辺で報告される怪現象も極めて具体的だ。かつて観光デベロッパーによって建設され、その後放置された建物の廃墟では、誰もいないはずの2階窓から視線を感じるという報告や、深夜に響く足音の目撃例が相次いでいる。これらの怪現象について専門家は、山間部特有の湿気や風の鳴り響きといった環境要因を指摘しつつも、すべての現象を合理的理由だけで説明し切ることは困難であると認めている。