相模大野は、単なる東京のベッドタウンではない。周辺には北里大学や女子美術大学といったキャンパスが点在し、春先には数千人規模の学生が流入する。その一方で、ファミリー層にとっても「治安が良く、買い物に困らない街」として不動の地位を築いている。
駅周辺の再開発が一巡し、街としての成熟期を迎えた2026年。現在の賃貸トレンドは「駅チカ一択」から「ライフスタイル重視」へとシフトしている。テレワークが定着した結果、駅から徒歩15分圏内であっても、専有面積が広く日当たりの良い物件の競争率が上がっているのだ。この微妙なニーズの変化を捉えきれるかどうかが、不動産会社にとっての死活問題となっている。