相模湾の近年の釣果動向を見ると、巨大キハダの回遊ルートや捕食パターンに変化が見られる。これに対応すべく始動したのが「キハダマグロ船プロジェクト」だ。船団が連携して広大な海域のデータを共有し、最もヒット率の高いポイントへとアプローチを試みる取り組みである。
最新の釣果情報によれば、シーズン初期の足の速い群れには手返しの早さとリアクションバイトを誘うエサ付けが有効であり、中盤以降の食い渋り期にはハリスを細く落とした繊細なアプローチが威力を発揮している。平塚港から出撃する船上では、毎日更新されるリアルタイムの釣果データを分析し、その日のベストな戦略をリアルタイムでアップデート。この情報収集力こそが、アングラーに劇的な「一本」をもたらす源泉となっている。