入所からわずか数ヶ月後の1988年4月、スケートボーイズの中から選抜される形で「SMAP」が結成されました。当時、中居正広や木村拓哉が高校生や中学生であったのに対し、香取慎吾はまだ11歳の小学6年生でした。
ランドセルを背負ったままテレビ局のリハーサル室に入り、現場で学校の宿題を広げていた姿は、当時の番組スタッフや先輩タレントの間でも強く記憶されています。最年少メンバーとして、年上のお兄さんメンバーたちから弟のように可愛がられる一方で、プロフェッショナルとしての過酷な要求に直面する葛藤も抱えていました。
当時のインタビュー手記では、「レッスンについていくのが必死で、電車の乗り換えで泣きそうになったこともあった」と振り返っています。しかし、弱音を吐かずに周囲を笑顔にしようと道化を演じる健気さが、グループの結束を強める重要なファクターとなっていきました。1991年9月、中学3年生(14歳)のときに『Can't Stop!! -LOVING-』で待望のCDデビューを果たします。