遠東航空103便に搭乗していた乗客104名・乗員6名の計110名に生存者は一人もおらず、全員が死亡と判定されました。乗客の内訳は台湾籍の乗客のほか、日本人18名、アメリカ人2名などが含まれていました。
高度6,000メートル以上での急激な機体損壊に伴い、搭乗者は激しい減圧と強烈な突風、極低温の気流に晒され、ほぼ即死状態であったと推測されています。残骸は苗栗県三義郷を中心とする東西数キロメートル、南北十数キロメートルに及ぶ山林や田畑に飛び散り、地上での捜索・身元確認作業は過酷を極めました。
事故後、現場近くの苗栗県三義郷には犠牲者を悼む慰霊碑「遠東航空八二二空難紀念碑」が建立され、日本からも遺族や文学ファンが足を運び、絶えることのない鎮魂の祈りが捧げられています。