かつては圧倒的な人気を誇った小泉氏ですが、その人気低下の理由には「世襲政治家の特権性」に対する有権者の厳しい視線も影響しています。
小泉進次郎の経歴と学歴を振り返ると、関東学院大学を卒業後、米コロンビア大学大学院へ留学し、戦略国際問題研究所(CSIS)の研究員を経て政界入りという、絵に描いたようなエリートコースを歩んできました。しかし、この華麗な経歴に対しても「特別なバックアップがあってこその道ではないか」「実力以上の下駄を履かされている」という穿った見方が常に付きまとっています。
父・小泉純一郎元首相の後光を背負って政界入りした当時は、既存の政治を変えてくれる「若き改革者」として熱烈に歓迎されました。しかし、議員キャリアを重ねるにつれ、既存の派閥力学に配慮する姿勢や曖昧な立ち回りが目立つようになり、かつての「自民党をぶっ壊す」と叫んだ父のような気骨を感じられないという落胆が、国民の失望を加速させました。