参議院の定数が削減され、1人区となった岡山県選挙区。かつては与野党の重鎮がしのぎを削る激戦区として全国的にも知られていた。この激動の舞台で頭角を現したのが、自由民主党に所属する小野田紀美氏だ。
初陣となった2016年の参議院議員通常選挙では、東京都東京都大田区議会議員としての実績をひっさげて出馬。野党統一候補との一騎打ちを制し、みごと初当選を果たした。続く2026年の選挙では、野党乱立の構図も手伝って前回を大きく上回る50万票超を獲得。主要局のテレビ番組で選挙速報が流れるやいなや、早々に「確実」の文字が画面を飾る圧勝劇を演じた。
都市部である岡山市や倉敷市での無党派層の取り込みに加え、従来は野党が強かった中山間地域でも得票率を伸ばした。票のムラがないことが、彼女の足場をより確固たるものにしている。