日本陸上競技連盟の公認コースでもある本大会は、制限時間が約7時間と比較的ゆったり設定されている。初心者にとっても完走のハードルが低そうに見えるが、各所に設けられた関門の閉鎖時刻にはシビアな管理が求められる。
完走率を高める隠れた秘訣は、エイドステーションでの補給計画にある。富山名物のます寿司や白エビ天むす、地元銘菓などが贅沢に振る舞われるが、立ち止まりすぎて身体を冷やしたり、胃腸に負担をかけすぎたりするのは避けたい。前半は一口サイズの固形物でエネルギーを蓄え、後半は携行ジェルと水分を小刻みに摂取する戦略が、関門制限時間との戦いに確かな余裕をもたらす。