警察は過失運転致死傷の疑いも視野に、新名神高速道路6人死亡事故特別捜査を開始した。現場のブレーキ痕の長さや車体の破損状況をデジタル解析し、最初に追突を引き起こした車両の速度や車間距離の妥当性を精査している。ドライバーの疲労状態やスマートフォン操作の有無、車両の整備不良など、あらゆる可能性を排除せずに調べが進められている。
今回の事案に対し、警察庁交通局の専門官や民間専門家である交通事故鑑定士も現地に派遣された。車体の変形度合いや衝撃吸収力の物理計算を通じて、事故発生直前に何が起きていたのかを科学的に復元する作業が始まっている。単なる個人の運転ミスにとどまらず、道路構造上の問題や照明配置が認知遅れに影響しなかったかどうかも大きな争点だ。