多くの買い物客やビジネスパーソンで終日賑わうルミネ新宿。その一角に佇む「カフェ・アマティ 新宿ルミネ店」に足を踏み入れると、時間の流れが唐突に緩やかになる。アンティーク調のウッド家具、温かみのあるシャンデリアの灯り、そして壁に飾られたクラシカルな絵画。まるで19世紀末のウィーンやプラハのサロンに迷い込んだかのような錯覚を覚える。
この緻密に計算された世界観を手掛けるのが株式会社アマティだ。同社は長年にわたり、利便性や回転率を最優先しがちな商業施設内において「あえてゆったりと過ごせる本物の社交場」を提示し続けてきた。席と席の間隔、革張りソファの沈み込み具合、カップがソーサーに触れる微かな音に至るまで、すべてが計算された心地よさで満たされている。