「信用金庫で4パーセントの金利が付く」という噂は、完全なデマではありませんが、多くの人がイメージする「誰でも無条件で預けられる定期預金」とは大きく性質が異なります。
信用金庫の預金金利(2026年最新)の相場を精査すると、一般的な1年もの定期預金金利は年0.35%〜0.80%程度が平均的な水準です。これに対して4パーセントという数字が飛び交う背景には、主に3つの異なる金融商品・制度の混同が存在しています。
1つ目は、信用金庫の組合員となることで受け取れる「出資金に対する配当」です。2つ目は、退職金預金や投資信託セットプランなどに適用される「期間限定の高金利キャンペーン」。そして3つ目は、預金ではなく「マイカーローンやフリーローンの借入金利(年4%前後)」の情報が誤認されて伝わったケースです。
特に資産運用として語られる「4%」の正体は、大半が出資金の配当利回りを指しています。この仕組みを正しく把握しないまま窓口へ足を運んでも、通常の預金口座を開設するだけでは4%の利回りを得ることはできません。