「性格は顔に出る」は科学的に本当か?表情筋と心理学が暴く真相

「性格は顔に出る」は科学的に本当か?表情筋と心理学が暴く真相

「性格は顔に出る」は科学的に本当か?表情筋と心理学が暴く真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

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心理学には、ごく短時間の観察で相手の本質を推測する「シン・スライシング(薄切り)効果」と呼ばれる理論が存在します。米国の社会心理学者らによる実験では、被験者に初対面の人物の無表情な顔写真をわずか数秒見せただけでも、その人物の外向性や親しみやすさ、誠実性を高い的中率で言い当てられることが判明しました。

これには脳科学的な根拠が存在します。人間の脳は、感情が動くたびに大脳辺縁系から指令を出し、無意識のうちに微細な表情を作ります。怒り、嫉妬、喜び、感謝といった感情が湧き上がると、対応する神経伝達物質が分泌され、特定の筋肉群が緊張を繰り返します。1日に数万回繰り返される微細な表情の積み重ねこそが、顔のベースとなる形状を物理的に作り変えていくのです。

また、ホルモンバランスも外見に大きな影響を与えます。慢性的なストレスを抱えてコルチゾールが過剰分泌されている人は、眉間や側頭筋が常に緊張し、強張った表情になりがちです。一方で、オキシトシンやセロトニンといった幸福ホルモンが優位な人は、顔全体の筋肉が緩み、穏やかなオーラを放つようになります。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。