原宿・神宮前2丁目エリアは、かつて「裏原宿」カルチャーが勃興した地であり、アパレル関係のオフィスやデザイン事務所が密集する独特のコミュニティを形成しています。その中心で昭和41年(1966年)に暖簾を掲げた紫金飯店 原宿店は、単なる飲食店を超えて「街のインフラ」として機能してきました。
第一線で活躍するアパレルスタッフやクリエイターが「素早く、しっかりとした塩分と旨味を補給できる場所」として重宝し、口コミが世代を超えて継承されてきた経緯があります。さらに、近隣にあった旧将棋会館への出前拠点として数々の名勝負を胃袋から支えてきた歴史が、全国的な知名度を確固たるものにしました。2026年の現在も、最新のグルメトレンドに左右されることなく、鍋を振る小気味よい金属音と活気ある接客が店内を満たしています。