石川県金沢市で医師を務める父親のもと、厳格かつ温かい家庭で育った川田亜子さんは、家族思いで非常に礼儀正しい女性として知られていました。両親や姉妹を心から誇りに思い、迷惑をかけたくないという思いが人一倍強かったといいます。
訃報を受けた当時、TBS時代に『朝ズバッ!』で共演したみのもんた氏は、生放送の番組内で沈痛な面持ちを浮かべ、「本当に真面目で、一生懸命で、弱音を吐かない子だった。なぜ気付いてあげられなかったのか」と涙ながらに悔しさを語りました。また、フリー転身後に共演していたテレビ朝日の共演者たちも、放送直前まで笑顔で番組を成立させようとしていた彼女のプロ意識の高さと、その裏にあった苦悩に言葉を失いました。
周囲の人々が一様に口にしたのは、「完璧主義で、他人に迷惑をかけることを何よりも恐れる人だった」という点です。自分に厳しく、どんなに心身が悲鳴を上げていても周囲には笑顔を取り繕ってしまう彼女の優しさと生真面目さが、結果として助けを求めるシグナルを覆い隠してしまったのです。