Q1:最近の揺れは東日本大震災の余震ですか?それとも全く新しい活動ですか?
A1:東北沖から関東沖にかけて発生する一部の地震には、2011年東北地方太平洋沖地震による広域的な地殻応力変化の影響(余震活動や誘発地震)が現在も残っています。ただし、能登半島や南海トラフ周辺、西日本内陸部などで起きている地震は別個の断層活動やプレート運動によるものであり、すべてを一括りの余震とみなすことはできません。
Q2:緊急地震速報が揺れた後に鳴ったり、鳴らなかったりするのはシステムの遅れですか?
A2:震源が極めて浅い直下型地震の場合、地震波の中で最も速いP波を検知してから警報を計算・配信する時間よりも先に、大きな揺れ(S波)が直上の居住地に到達してしまう物理的な限界が存在します。また、予測震度が発報基準(最大震度5弱以上)に達しない規模の地震では警報が鳴らない仕様になっています。
Q3:タワーマンションや高層ビルにいる時に地震が起きた場合、どう行動すべきですか?
A3:高層階では長周期地震動によって揺れが長時間かつ大きく増幅され、家具や什器が部屋中を猛スピードで滑走する危険性があります。まずは頭部を保護して揺れが収まるのを待ち、エレベーターは使用せず階段で状況を確認します。近年の高層住宅は倒壊リスクが低いため、火災が発生していない限り慌てて外へ飛び出さず、在宅避難を維持するのが基本原則です。