『スッキリ!!』降板後、上重アナの処遇は一変しました。地上波の全国ネット情報番組や華やかなバラエティ番組の最前線から完全に姿を消し、メディア露出は激減。担当業務は主にCS放送やBS放送におけるプロ野球、ゴルフ、プロレスなどのスポーツ中継実況や深夜帯の番組、社内業務へとシフトしていきました。
社内では実質的な「冷遇期間」とも囁かれましたが、上重アナ自身は腐ることなく、持ち前の野球知識とアナウンス技術を活かして実況スキルを徹底的に磨き直していました。現場スタッフや同僚からの信頼を少しずつ回復させていったものの、一度ついた不祥事のイメージによって、地上波主要番組の司会に返り咲くチャンスは巡ってきませんでした。
そうした中、40代半ばを迎えた上重アナは自らのアナウンサー人生を見つめ直します。局のアナウンス部で管理職的な立場へ移行していく将来像よりも、「一人の喋り手として、現場で勝負し続けたい」という情熱が勝り、2026年3月末をもって21年間勤めた日本テレビを円満退社する決断を下しました。