1987年にヤマハ発動機株式会社へ入社した日高裕次郎氏は、長年にわたり海外事業や経営企画部門の要職を歴任してきた。同社の中興の祖とも称された柳弘之氏からバトンを受け継ぎ、2018年に社長兼最高経営責任者(CEO)に就任。創業以来培われた「感動創造」の精神を重んじつつも、既存の事業構造を大胆に刷新する姿勢を見せた。
二輪車事業を中心とする伝統的な輸送用機器製造業の領域にとどまらず、ロボティクスやマリン事業のグローバル展開を推進。現場の知見と鋭い先見性を兼ね備えたリーダーとして、社内外から確固たる評価を獲得していった。