彼女のキャリアを語る上で外せないのが、NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』での主演体験だろう。沖縄の豊かな自然と温かな家族愛を背景に、料理人を目指して懸命に生きるヒロイン・比嘉暢子を体当たりで演じきった。毎朝の放送後、SNSや公式配信サービスであるNHKプラスでは、彼女の表情ひとつひとつが大きな話題を呼んだ。
長期間に及ぶ連続テレビ小説の過酷な撮影スケジュールは、若手俳優の真価が試される試練の場でもある。しかし彼女は持ち前の根性と誠実さで現場を牽引し続けた。この大役を経たことで、役作りの深みとカメラの前での揺るぎない覚悟が磨かれ、国民的女優としての地位を完全なものにしたのだ。