21世紀に入り、燕タトゥーの知名度を爆発的に高めたポップカルチャーの金字塔が存在する。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズだ。主演を務めたハリウッドスターのジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウの前腕には、太陽をバックに海の上を飛ぶツバメの独特なタトゥーが刻まれている。
このデザインはジャック・スパロウという自由を愛する海賊の生き様を完璧に表現していた。ジョニー・デップはこのキャラクターと自身の絆を称え、撮影終了後に本物のタトゥーとして自身の腕に同じ意匠を彫り込んだほどだ。配信サービスDisney+などで作品が世界中で繰り返し観られる現在も、スクリーンのアイコンが放つ魅惑的なイメージは衰えることを知らない。