本作の最大の魅力は、代官山のシェアハウスで暮らす4人の女性が、それぞれ全く異なる価値観とコンプレックスを抱えながら成長していく群像劇の構造にあります。
物語の全体像と、それぞれのキャラクターが最終的に辿り着いた結末を整理します。
【有栖川ふう(ありすがわ ふう)】
制作会社の契約社員。給与の全額をファッションに注ぎ込む浪費家。奥薗との出会いを通じて「本当に大切なもの」を見極める力を養い、最終回では奥薗と結婚して渡米。
【羽田みずほ(はねだ みずほ)】
駆け出しの漫画家。幼馴染で担当編集者でもある泉への複雑な感情や、同業者としての嫉妬・スランプに苦しみながらも、自らの表現者としての才能を開花させます。最終的には泉との絆を深め、仕事と恋愛の両面で自立したクリエイターとしての地位を確立します。
【円城寺さゆり(えんじょうじ さゆり)】
銀座の画廊に勤務する絶世の美女。「年収3000万円以上の男と結婚して玉の輿に乗る」ことを公言して婚活に励むものの、条件だけで選んだ男性との関係に虚しさを感じ始めます。最終的に金銭的なスペックではなく、自分の弱さを受け入れてくれる心優しい男性・翡翠(ひすい)との真実の愛を選び取ります。
【桜川理央(さくらがわ りお)】
クールで優秀な心療内科医。誰よりも自立しているように見えながら、過去の恋愛トラウマから性的な接触や親密な関係を恐れる「性嫌悪」に悩んでいました。しかし、自分を偏見なく受け止めてくれる香椎(かしい)医師との出会いによって心の傷を克服し、自分らしいパートナーシップを築くことに成功します。