一保堂茶舗の魅力を五感で体験できる場として外せないのが、直営店に併設された「喫茶室 嘉木(かぼく)」です。寺町通の風情ある佇まいが魅力の一保堂茶舗 京都本店と、ビジネス街の中心で和の静寂を提供する一保堂茶舗 東京丸の内店では、それぞれ趣の異なる上質な空間が用意されています。
喫茶室 嘉木の最大の特徴は、「スタッフが淹れたお茶を飲むだけではなく、自分で最後の一滴まで淹れる体験ができる」点にあります。注文すると、茶葉、急須、湯冷まし、タイマー、そしてお湯が運ばれ、専門スタッフから丁寧な淹れ方のレクチャーを受けます。
例えば、一保堂茶舗の煎茶の淹れ方では、沸騰した熱湯を一度湯冷ましに移して約80℃〜85℃まで温度を下げ、茶葉の旨みと渋みをバランスよく引き出す手順を実践します。このプロ直伝の淹れ方を一度体感することで、購入した茶葉を自宅でも再現性高く美味しく楽しむ技術が身につきます。季節ごとに京都の老舗和菓子店から取り寄せられる生菓子とのペアリングも、多くの来訪者を魅了しています。